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このテーマの主旨

北野高校の出身者には、優秀な人がたくさんいます。特に、理科系に優秀な人が多いというのが世間の印象です。例えば、ノーベル化学賞を2019年に受賞された吉野彰さんが即座に思い浮かぶのではないでしょうか。

リチウムイオン電池を開発し小型・軽量な二次電池を実用化したことで、スマートフォン、ノートパソコン、デジタルカメラ・ビデオをはじめとした幅広い電気機器の小型化に大きく寄与しました。

世界中で使われている技術です。

しかし一方で、文科系の出身者にもこの世でさまざまな活動や貢献をしている方がいます。

その両方の存在が北野高校の現役の学生やOB・OGを励ます源泉になっているのではないかと思います。

ある分野に特化した専門的な取り組みは、非常に大事です。そのような「深堀り」がないと、何も始まらないからです。しかし、今日の時代はひとつの分野に限定せず、他の分野からも学びつつ、自分の専門分野に活かすことが極めて重要な時代に入っています。なぜなら、そのような「横断的」なアプローチがないと、今生きている人間が抱えている複雑な課題について「問題提起」も「問題解決」も示すことができないからです。

そこで、このコーナーでは、北野高校創立150周年を記念し、北野高校出身のOB・OGのなかで、理科系と文科系の人の接点を作り、その交流を通して何らかの止揚(アウフヘーベン)を起こすことができればと考えています。

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コメント

    • 佐野憲一
    • 2021年 6月 15日

    すごーい!すごーい!

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